赤ちゃんと過ごす和室のある2LDK

今回ご紹介するのは、墨田区緑1丁目にある「イトーピア両国ステーションコート」14階建ての最上階にある、58.88㎡の2LDKです。まずは、この間取りをご覧ください。

南側にリビングと6畳の和室、廊下を挟んだ北側に約6帖の洋室があります。

赤ちゃんの居場所と大人が休む場所を分けて考える

このお部屋でワタドリが思い浮かべたのは、赤ちゃんを迎える二人や、まだ小さなお子さまと暮らすご家族です。日中は和室を子どもの居場所にして、家族は隣のリビングで過ごす。休みたいときは、廊下の先にある洋室へ。家族が一緒に過ごす時間と、交代で休む時間の両方を考えられる配置です。

同じ2LDKでも、二つの個室がどこにあるかで使い方は変わります。このお部屋は、和室を独立した個室として使うよりも、リビングとつながる育児の場所として使いたいご家族に合いそうです。

建物と今回の間取り

物件資料による概要です。徒歩分数は道路距離80mを1分として算出した表示です。

シンクから目を配れる和室の使い方

リビング側から見た和室とキッチン。和室の引き戸を開けると、家族の居場所がつながります。

キッチンはL字型で、リビング側にカウンターの開口部があります。実際にシンクに立つと、和室の窓枠まで見渡せました。子どもが過ごす場所は、和室の中央からリビング寄りにすると、洗い物をしながら様子に目を配りやすそうです。

「カウンターキッチンだから見守りやすい」とひとくくりにせず、どこに立ち、子どもがどこにいるかを考えるのが大切です。このお部屋なら、シンクからの視線に合わせて遊び場を決める。そのうえで、家具で視線を遮らないように配置すると、間取りの良さを生かせます。

和室にはお世話に使える床の余白を残す

和室とリビングの境目はほぼ平らです。和室に床座で過ごせる場所を残しておけば、おむつ替えをしたり、寝返りやハイハイをする子どものそばに座ったりと、日々のお世話に使えます。

ここを家具でいっぱいにせず、子どもの物は押入れを中心にまとめる使い方を考えたいところ。おもちゃを広げる場所が和室にあると、リビングの食事やくつろぎの場所も保ちやすくなります。

育児を交代して休むなら北側の洋室へ

北側の洋室。リビングとの間には、廊下と2枚の扉があります。

赤ちゃんのいる暮らしでは、家族全員が同じ時間に眠れるとは限りません。翌朝仕事のあるパートナーが先に休む日もあれば、育児を交代して日中に少し横になりたい日もあると思います。

この洋室は、リビングから廊下に出る扉と、洋室に入る扉の2枚を挟んだ位置にあります。リビングと引き戸一枚で接する和室に比べて、話し声が直接届きにくい配置です。ワタドリの案内経験からも、家族が起きている場所と、休む場所を分けたい方に注目していただきたい点です。

和室を日中の子どもの居場所にし、夜は洋室を家族の寝室として使うことも考えられます。ベッドを置く場合は、家族で眠るための幅と、扉や収納を開ける余白を一緒に見ておきましょう。

昼間に休む方は線路側の音も見る

建物の北側には線路があります。日中に洋室で休む時間が多い方は、内見で窓を閉めた状態の電車の音も聞いてみてください。夜に眠る方でも、早い時間に就寝する、朝はゆっくり眠るなど、生活時間はそれぞれ。寝室を選ぶときは、自分たちの睡眠時間と列車が走る時間の重なりまで考えると、判断しやすくなります。

日中を過ごす南側の和室とリビング

南側のバルコニーに面した和室。窓の先には周辺の街並みが見えます。

リビングと和室は、ともに南側のバルコニーに面しています。日中に長く過ごす二つの部屋が窓側に並び、和室からも外の様子が見えるつくりです。

子どもと床に座ったり、洗濯物を取り込んだり、リビングで食事をしたり。家の中で過ごす時間が増える時期だからこそ、普段いる場所の窓や明るさも大切にしたいところです。内見では和室にも座ってみると、立って見たときとは違う目線で、この部屋での時間を想像できます。

大人の衣類はタンスを足すことも考えておく

収納は、和室に押入れ、洋室にクローゼットがあります。ただ、和室の収納を子どもの衣類やおもちゃ、お世話の道具に使うと、大人二人分の衣類を洋室のクローゼットだけで収めるのは難しい場合もありそうです。

そこで、洋室にタンスを追加し、畳める服をそちらへ分ける使い方を考えます。掛けて収納したい服が多い二人なら、ハンガーラックも選択肢です。寝具の大きさと収納家具を一緒に考えておけば、子どもが過ごす和室の余白を残しやすくなります。

ベビーカーで出かける毎日にも

道路からエレベーターまでは、ベビーカーでの移動に大きな支障となる段差はなく、エレベーターにも広げたまま乗れます。玄関にも置く場所があり、出入りのときに通り道を広く取りたい場合は折り畳んで置く使い方もできます。

子どもを抱っこし、荷物を持って、ベビーカーも運ぶ。そんな外出を毎日繰り返すなら、部屋の中と同じくらい、玄関から道路までの移動も大切です。お使いのベビーカーで、玄関の扉を開け閉めしたときの収まりまで見ておくと安心です。

買い物は用事に合わせて使い分ける

日々の買い足しには、マルエツ プチ 両国緑一丁目店。少し大きなスーパーで買い物をしたいときは、サミットストア 両国石原店が候補になります。日用品や薬の買い物には、クリエイトS・D JR両国駅東口店もあります。

JR両国駅周辺には外食できるお店も点在しています。毎日すべてを家で用意しようとせず、帰宅する人が買い物を担当する日や、外で食事を済ませる日をつくる。駅周辺のお店を暮らしに取り入れることも、家事と育児を分担する一つの方法です。

1階の飲食店と上階での感じ方

建物の1階には飲食店が入っています。入口付近は、お店を利用する人の動きもある場所です。ベビーカーで出入りするときは、住宅の入口と店舗前の人の流れも見ておきたいところです。また、近隣のうなぎ店の煙やにおいを1階付近で感じることがありますが、現地確認時には14階ではあまり感じませんでした。

子どもの居場所が変わる時期まで見据えて

このお部屋が合いそうなのは、赤ちゃんを迎える二人や、子どもの様子をそばで見ながら過ごしたいご家族です。和室を開けて使い、洋室で休むという役割分けが、子育て初期の暮らしに重なります。

一方、子どもにも親にもリビングから独立した個室が必要になったときは、間取りの見直しどきかもしれません。和室は引き戸で仕切れても、リビングのすぐ隣です。勉強や会話に集中できる個室をそれぞれ持ちたいご家族には、廊下から各個室に入れる間取りも合わせてご提案します。

今の家具で家族が眠れるか、子どもの物が増えたらどこにしまうか。ワタドリでは、これからの生活をお伺いしながら一緒に考えていますので、お気軽にご相談ください。

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